令和７年度の年金額改定

こんばんは、一宮障害年金サポートテラス代表の小島です。

令和７年度の年金額は、令和６年度に比べて１．９％上がります。

年金額は、物価や賃金の変動に応じて毎年度改定されます。その際、物価変動率と名目賃金変動率が使われます。

令和６年度の物価変動率は＋２．７％でした。物価は上がっています。

対して、名目賃金変動率は＋２．３％でした。物価程ではないですが、賃金も上がっています。

そして、賃金変動率が物価変動率より低い場合は、現役世代の負担能力に応じるため、賃金変動率が用いられます。

そしてその後、用いられた賃金変動率から、マクロ経済スライド調整率が差し引きされます。

マクロ経済スライド調整率は、公的年金全体の被保険者数の減少率と、平均余命の伸び率を合計したものです。

今回のマクロ経済スライド調整率は－０．４％でした。被保険者が減り、平均余命が伸びており、その分年金財政が厳しくなるから、年金額を少しおさえておこう・・・という感じですかね。

結果、令和７年度の年金額改定率は２．３％ー０．４％＝１．９％となりました。

障害年金につきまして、ご不明点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください！